鶴岡伝統のお雛菓子~鶴岡雛菓子【ふるさと納税】
3月3日は桃の節句のひな祭りのお菓子といえば、ひなあられにひし餅が全国的には「定番」ですが、山形県鶴岡市では、鶴岡雛菓子という上生菓子で作られたタイやエビ、サクラマスの切り身、庄内柿、孟宗竹、ミカンなどがひな飾口の前に添えられます。
【ふるさと納税】 祝い菓子セット 練きり菓子7個入 住吉屋菓子舗
菓子職人が工夫と技をこらし、さながら祝い膳のような華やかさがひな壇の一角を彩ります。
鶴岡雛菓子は、鶴岡市内の木村屋ファクトリーや、住吉屋菓子舗で製造、販売されています。
今回、鶴岡市のふるさと納税返礼品として、住吉屋菓子舗製造の鶴岡雛菓子を受け取れることができるようになりました!
住吉屋菓子舗製造の鶴岡雛菓は、タイが揚がった時のぴちぴち跳ねているような、生きのよさを表現されています。
そして、練りきりでナスやアケビも作り、できた菓子に溶かした寒天をハケで塗って照りを出しています。
「鶴岡雛菓子」とは?
山形江戸・上方文化が融合独自性誇る
「鶴岡雛菓子」は、江戸時代にルーツを持ちます。
鶴岡は、徳川四天王の1人の酒井忠次の孫、忠勝を藩祖とする庄内藩(酒井家)の城下町でした。
北前船の寄港地の一つでもあり、
上方の文化と参勤交代でもたらされた江戸の文化が融合。
独自の食文化を生み出したとされています。
1774(安永3)年に城下の菓子店が酒井家に提出した文書では、359種類もの菓子が確認でき、1800年代には城下の菓子店におけるひな菓子のランク付けがされていたといわれます。
かつては、「菊一」と呼ばれる打ち物(落雁)の上に、同じ打ち物のお多福やタイ、ゼンマイ、タケノコ、アメ細工でできたキノコなどが置かれた盛り菓子スタイルが主流でした。
今日では、、白あんと求肥で作った練りきりが主流です。
タイやエビといった縁起物のほかに、地元の特産の温海カブや民田ナス、外内島キュウリなども色鮮やかに再現します。
- ”おめでたい”をモチーフとする『鯛』。
- すくすくと成長の願いを込めた『孟宗竹』、ますます元気に健康を祈る『サクラマスの切り身』など縁起物や、地元の在来野菜や果物を鶴岡の特産物を忠実に再現しております。